フランチャイズ本部構築・立て直し

多店舗化・フランチャイズ(FC)本部構築

開発したビジネスモデルが市場において優位性を持っていれば、それをノウハウを展開することは事業リスクを抑えた成長戦略と言えます。

先ずは自己資本による水平展開で多店舗化を図ります。

次に実際にFC展開が可能かどうかのフィジビリティ・スタディを行います。

そしてFC化が可能と判断できれば、マネジメントおよびオペレーションのノウハウを蓄積して、マニュアル化・スーパーバイザー育成を進めることで、他人資本によるFC展開が可能になります。

FC本部構築のためのコンセプト設計、プロトタイプ開発、FCパッケージ開発、中期事業計画作成、法定開示書面、契約書の作成までトータルに支援します。

費用:<基本パッケージ>360万円(消費税等含まず) 契約期間:6ヶ月〜 (@30万円/月)
※別途、弁護士費用がかかる場合があります。
※マニュアル作成については、別途費用がかかります。
タスク別コンテンツ(のれん分け制度構築・契約書・マニュアル作成など)
● フランチャイズ契約書作成(法廷開示書面含む)
※リーガルチェックには別途、弁護士費用がかかる場合があります。
一式 80万円
(消費税等含まず)
● のれん分け制度構築 一式(3ヶ月)
・ビジネスモデル整備 ・中期計画終始シミュレーション ・のれん分け契約書
一式 80万円
(消費税等含まず)
● マニュアル作成 1ページあたり
・管理マニュアル ・運営マニュアル ・マーケティングマニュアル ・SVマニュアル 他
※別途、お見積もりいたします。100ページより承ります。
1p
@1万円〜

フランチャイズ・ビジネスとは

フランチャイズ・ビジネスのしくみイメージフランチャイズとは、自己の商標やブランドを他人に使わせしめ、事業のためのノウハウを供与し、その対価として加盟金やロイヤリティを受け取るビジネスです。

このシステムのメリットは、他人資本を使って事業展開できるので事業成長のスピードが速いということです。
逆にデメリットは、契約ビジネスであるだけに契約条項解釈の相違による訴訟などのリスク、共通ブランドを使用するために1店のマイナスイメージがブランド価値全体を毀損するというリスク、提供付加価値のの陳腐化を避けるための絶えざる業態開発と経営指導に関する労力などが挙げられます。

フランチャイズ本部として、新たなビジネス立ち上げる際には、これらのメリット・デメリットを十分に検討する必要があります。

フランチャイズは説明ビジネス

説明ビジネスフランチャイズは説明ビジネスと言われます。

それは、ノウハウや技術をマニュアル化して紙面や映像上で伝達可能なものとするということや、契約書でブランド価値を維持するためのルールを詳細に定める、といったことに由来します。

誰が読んでも理解可能な解りやすいマニュアルの体系を構築することや、加盟者との間で疑義の余地のない精緻なフランチャイズ契約書を定めることが重要です。また法律により、フランチャイズ本部は一定の情報を開示することが定められています。

そういった観点からもフランチャイズ本部を目指す企業には、コンプライアンスやディスクロージャーの精神が求められるのです。

フランチャイズ・ビジネス成功の条件

フランチャイズ・ビジネスを成功させる要件はたくさんありますが、先ず本部構築にとりかかる前に次の5つのポイントを確認する必要があります。
この「成功の5要件」のひとつでも欠けているとすれば、フランチャイズ・ビジネスへの参入は再考したほうがよいでしょう。

1. コンセプトは明確か? 事業のコンセプトはもちろん、顧客に何を提供して顧客の何を満足させるのか、そして事業が発展することで何がしたいのか、経営理念や経営ビジョンがしっかりしていますか?
困難な局面に立たされた時に、経営者の軸がぶれては危機を乗り越えられません。ビジョンやコンセプトは、いわば大海原の北極星なのです。
2. 高収益モデルか? 単一事業として営業利益率は20%以上あるでしょうか?
加盟者から5%程度のロイヤリティを徴収すると考えた場合、そのあとに10%以上の営業利益が残っていなければ、なかなか加盟希望者の触手も伸びないでしょう。高収益であることは絶対条件です。
3. 標準化できるか? 高収益性を実証するには、複数店舗での再現性を検証する必要があります。これには同一コンセプトで運営される複数の店舗があって、同じように収益を上げていることが必要となります。
少なくとも3店舗が2年程度は営業を行っている、という状態があることで、ノウハウやオペレーションの標準化が確認され、成功再現の妥当性が高まるのです。
4. システム化できるか? そのビジネスはフランチャイズ・パッケージとしてシステム化できますか?
システム化するとは、マニュアル、研修、スーパーバイジングなどによって、本部が定めるれ品質レベルを維持し続ける仕組みを作る、ということです。環境変化や属人的要素、経験則によりオペレーションが左右される仕組みはフランチャイズには不向きです。
5. 模倣困難性はあるか? 標準化、システム化できるパッケージであっても、誰にでも真似できるビジネスモデルでは意味がありません。
ノウハウの一部を秘匿して模倣困難性を維持することも、フランチャイズパッケージには必要となります。また、常に業態開発をして新たな模倣困難性を創造してゆくことも大切な観点です。

フランチャイズ本部構築のステップ

フランチャイズの本部を構築するには、次のようなステップを踏みます

1. コンセプトを明確にしてプロトタイプを開発します。
次のステップへ
2. プロトタイプの収益性を十分に高めてから
3店舗程度に直営店を展開します。
次のステップへ
3. 3店舗とも軌道に載ったら
ノウハウの標準化やマニュアル化を行います。
次のステップへ
4. 研修やスーパーバイジングをシステム化
本部としての中長期事業計画を作成します。
次のステップへ
5. フランチャイズ契約書や法定開示書面などの
法的な書面を整備します。

そのあとは、事業説明会や
加盟店開発などの活動が行われます。
フランチャイズ本部構築のイメージ図

フランチャイズ本部構築・2つのフェーズ

インサイドワークフランチャイズ本部の活動は、加盟希望者を受け入れる環境を整備する「インサイドワーク」と加盟希望者を探す「アウトサイドワーク」の2つのフェーズに分かれます。

当社は、日本でも有数のフランチャイズ専門弁護士・コンサルタント等のネットワークを有しています。最新の訴訟リスクも踏まえた万全の態勢で、本部構築希望企業様の高度な品質要求にお応えできる「インサイドワーク」を行います。

また、当社は経営コンサルタント唯一の国家資格者である中小企業診断士のネットワークを有しています。目先の加盟店の数ではなく、ブランド価値向上という中長期視点に立ち、企業様の成長戦略に基づいた加盟店開発「アウトサイドワーク」を行います。

加盟希望者を受け入れる環境を整備する「インサイドワーク」と加盟希望者を探す「アウトサイドワーク」の2つのフェーズを有するフランチャイズ本部の図式

フランチャイズ・チェーン支援実績(直営チェーンも含む)

飲食業態のFC化

中華レストランチェーン
焼肉チェーン
炉端焼居酒屋チェーン
イタリアンレストランチェーン
ハンバーグレストランチェーン
ロードサイド型ラーメンチェーン
路面店型ラーメンチェーン
ベイカリーカフェチェーン

サービス業態のFC化

おからのドーナッツチェーン
和風甘味処チェーン
天丼・天ぷらチェーン
フルサービス型喫茶店チェーン
洋菓子製造小売チェーン
日本酒バーチェーン
美容室チェーン
エステティックチェーン

小売り業態のFC化

ネイル矯正チェーン
フェイシャルエステチェーン
男性専門美顔チェーン
ソーイングスクールチェーン
手芸用品チェーン
ボクササイズフィットネスクラブチェーン
デイサービスチェーン
ふすま壁紙張替チェーン

ブランド品買取チェーン

短距離貸切バスチェーン
歯科クリニックチェーン
ブランド品買取チェーン
その他

ページの先頭へ